skepticism

恒例の

本日京都初雪、師走忙し。そして年内最終入荷日。ついでに1月1日新譜も入荷済み。クロスビートが英NMEを下敷き&丸写しにしたような年間ベストを掲載していたのにはもう笑うしかなかったが、オリジナリティの欠如があの雑誌の存在意義なのだから仕方のないこ…

マンスリー・レビュー

Fotos / Explodieren 妙に都会的な“わびさび”が効いていて、UKのガキ共みたいにはっちゃけていないところが好印象。今度のTahiti 80のとなりはこれで決まり。ドイツ語が耳にこそばいとは大発見。 Those Dancing Days / Run Run 祝高校卒業!!1年越し、ようや…

続・阿波日記

明石海峡大橋が開通して今年で10年になるという。開通当時は場違いな印象を与えていたであろうこの鉄の塊も、10年の歴史がそこここに刻まれそれなりの威光を放っている(件の“窓際”のお陰でこちらはその威光を堪能できていないが)。長距離バスが恐らくその絶…

阿波日記

盆の休み、日本の津々浦々で帰省ラッシュは発生するが、郷里を目指す者と郷里を離れる者とが入り乱れる稀な路線がある。関西や関東、そして阿波の言葉が飛び交う車中、通路をはさんだ隣の席にはどちらも能面のような顔をした母子が腰掛けていて、その男の子…

徒然

先日、作業中に声をかけられ、その余りに端整な顔立ちと裏腹に隙を感じさせる目付きに気を惹かれ、職務遂行の義務を放棄しかけていたところ、相手が『猫の宅急便はどこか?』と聞くので、ジブリ作品にそうしたタイトルのアニメが存在する前提で応待を続けて…

Teenagers

TEENAGERS / HOME COMING いわゆる、タニ・レコメン。いかにもな名前だが好きだ。10才は若返るはず。

妙な1日

またひと月ほど日記をお留守にしてしまった。そのあいだ特に重要なことなどなかったのだけれど、例えば上司の生誕祭に遅れて登場し、所謂遅参者がさせられる乾杯の挨拶で男の上司に愛の告白をしたことが妙にウケたり、少し体を動かしただけで次の日にくる筋…

この街には銃がいるんだ

THIS TOWN NEED GUNS / Hippy Jam Fest (the likes of which has never been seen) これって商業化される以前のエモそのものだよね。こちらとしてはかなり好きな感じですが。

久々に感傷的な投稿。例えばお酒を飲むとき―といっても最近はこれが日常的になりすぎて少し反省しないと。もしも大学時代の友達が見たら信じられないかもしれないけど、今の僕はあの頃ひと月かけて消費していた量を平均して1週間、ひどい時には3日ほどで消費…

勉強

I Heard It Sound / BODIES OF WATER この曲を聴いて、仕事中にも関わらず泣いた。その直後にやってきたオバハンが黒人の歌う演歌を絶賛するのはいいが、他人の感動を邪魔するのは罪だとも思った。

年始のことわり

同じように毎年似たことを繰り返している音楽業界、などと延々愚痴を垂れるコラムを読んだが、裏を返せば今年もまたいくつかの素晴らしい音楽と出会えるということになる。聴くに堪えない連中に払う労力は必要経費と割り切って、今日もいそいそとイヤフォン…

アトラクション

1月1日の新譜は今日が入荷日だった。今年付けの作品はもう出ないことになる。これでやっと毎年のお楽しみができるのだ。例年ならばできるだけ各誌が発表する前にやってしまうのだが、今年はわざと待ってみることにした。権威ある専門誌が何を選んだとしても…

ポップス

この投稿を書いている時点で気に入らないものが2つある。最近私の下についた新入りと美空ひばりの特番である。前者は完全な個人攻撃だが、後者は偉大な歌手である個人を攻撃しているわけではないので注意していただきたい。しかしながら、恐らく大小合わせて…

最適供給

久々に書くと、忘れていた友人が訪れてきたりする。たぶん彼らも書くまでは私の事を忘れていた。『そうではないですよ』と言い返す代わりに、年賀状の風習が存続しているのだろう。だからこそ、出し忘れていた相手への返事を書く正月は気マズイのだ。 出勤。…

苦い休日

書くのをやめていると、書き出しを忘れる。弾くのをやめていると、ポジションを忘れる。話すのをやめていると、頭が腐る。しばらく遠ざかっていたのは、べつだん忙しかったわけではなくて、単にそういうモードでなかっただけ。離れていた間も特に変わること…

ふきげん日和

台風のお陰で納品が遅れた。明日には着くというのでさほど問題はないが、社内報によると鹿児島などは未確定とのことで純粋にかわいそうだ。たかが1日や2日っと思うかもしれないが、流行りものをなぶっている以上、他より遅れるというのは致命的なのだ。など…

ネタ帳

業務メモ。 Wombats the Pipettes Jack Penate Babyshambles Broken Social Scene Presents Kevin Drew

舞洲

ほとんどの知り合いが開口一番私に言うのは「痩せたよね?」である。もちろんいつもは否定する。ちょっと余裕のあるときなどは「他のみんなが太ったんじゃない?」などとおどけてみたりもする。しかし今回はマジでしぼれたかも知れない。季節は夏、大阪の人…

読書感想文

レコード・バイヤーズ・ダイアリーという本を読んだ。日本で中古レコード店を経営する人が年に数回海外にレコードの買い付けに行くという、タイトルだけで内容をほぼ網羅してしまうような本だ。この本はある特定の人種にとってはとても重宝する代物だといえ…

改宗

宗教をかえてみようと思う。もっとダンサブルな宗教に。 OI VA VOi / YURI

出戻り

わけあって古巣のはてなに戻ることにした。あまり大きな声では言えないが、『アレは使いにくすぎる。』っというわけで、引き続きこちらでチマチマと書いていくことに。リンクなどはって頂いている方も戻してください。お詫びといってはなんですが、もの凄い…

引越し

引越しすることにした。理由はあげたらきりがないけど、さっき友人から勤務地決定の一方ももらったし、まだそうでない連中も新しい環境にワクワクしているみたいだ。そんな様子を覗き見していると、自分もついね。 っといっても、僕の場合はヴァーチャルな世…

僕はこんなさ

これでひと月が経った。何となく方向感覚も分かってきたし、何となくその方向感覚を来賓の方々に示すこともできる。最初は意味不明だったマニュアルも何となく理解できるようになったし、あのポロシャツも何となく似合う気がしてきた。そんなルーティンをこ…

“なくさないでいてほしいもの”とその根拠

エビフライの匂い。この比喩表現にピンとくる人は、はたしてどれくらいいるんだろう。だけどたぶん君も知ってるハズ。この時期、そうだな、例えば衣かけの道みたいに、ちょっとした森が片側に広がっているような場所で味わうことができる匂いのことさ。少し…

デュース

知らない間に 1人、2人といなくなって そのうち僕もその1人になって ひょっとしたらまだ続いてるんじゃないかって思ってる まだお開きになってないんじゃないかってね そんな淡いまどろみをいくつか味わって やってきたのは始業のベルと 心地よいけだるさ 決…

Action & Action

君にお知らせするよ。仲良くしてくれてありがとう。だけどね、それって縁だとか運だとかそういうありきたりな事じゃないんだ。ただ君と僕がたまたま同じ給水所を使っていたようなもの。例えどんな選択がその前にあったとしても、僕たちは出会うことになって…

蛍光色の聖書

未来とニュー・ウェーブに関する興味深い記述を読んだもんだから、これはそのお返し。もちろんこれは彼の定義に当てはめると、ニュー・ウェーブではないといえる。では一体何なのか?これは黒魔術さ。“黒魔術”という語感自体が古めかしい気もするけれど、僕…

足長オジサン

海が深すぎるわけじゃないよ、ただ君の足が短いんだ。世の中に蔓延している自己中心的なモノの見方を覆すためには、これぐらい発想を変えないと。君だって毎日探しものをしに来る人達に接してみれば、僕のボヤキにも共感できるはず。 考えてみれば、僕が大学…

次にやるなら

こんなことをやってみたいと思ってるなんて、僕の頭、少し変なのかな。

反省と自戒をこめて

絶対に伝えたいと思うことは、突き詰めるとシンプルなんだ。全てのメッセージは伝わる必要なんてない。たった一行のためにある曲や、綿密なストーリー・テリングの曲など、僕らは色々用意した。でもね、たいがいの場合僕は、なにか自分を突き動かせる一点か…