2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

無体

無体のモノに価値をつけることが流行っているようだ。言い換えると、流通の革命のおかげで新しい価値観が生まれその結果、無体のモノに価値をつけるということを再確認する運びとなっている。店のノレンに始まり、広告を打つ場所、今はもっぱらコンテンツの…

香車

切り込みと開拓者。物事を決めようとする時には、常にこういった者達がいるようだ。両者は何かを切り開くという意味では似ているが、その刃先の向かう方向を考えた時、その違いが露見する。発進の狼煙を上げ駆け回る香車と、先方の意表をつく立体的な戦術に…

春曉

日が長くなり、気温がそれにともないだすと、先のことばかりが頭に浮かんでならない。それも、特に自分がこれと決め、身も心も明け渡した事となると、なおさらである。だが、そんな人の気をよそに、待ち人からの連絡は滞っている。あれもだめ、これもだめ。…

血統

それにしても最近のスケジュールというのは、どうしてこうも私の頭の中を整理させるように仕向けられた感があるのだろうか。まるで何か大きなイベントがすぐ先に待っていて、そのための準備を怠るなと言わんばかりに、丁寧で順序の良い調子で物事が“用意”さ…

東下

この2週間で東へ下る用事が重なり、いくつか見たことのない街を拝見する機会があった。右も左も分からぬと言うのはまさにこのことで、不安に思うことも多かった。同時に自分の考え方・ものの見方も変わりつつある芽生えも感じ、半ば行き詰っていた私の思案も…

阪急

長い。あの時間を削減することができたら、この春休みも就活一色という景色にはならんのだろう。皆様方も苦心していらっしゃると思われる乗車時間。外の景色を眺めるもよし、本を読むのもよし。大概の場合は眠りこけてしまうというのが落ちだろうか?なので…

滑稽

流動的で変化に富んだ業界を志望している身として、こんな事を言うのはいささか滑稽だが、私は安定を求めている。しかしこれは、何も金銭的な安定に限った事ではない。どんなヤツの前であっても、『自分は自分の好きな事に関わる仕事がしたい』と言い切れる…

印象

趣味で夏フェスのことなど書くから、余計なアクセスが増えて不快な気分にもなるのだが、その夏をよりよいものにするためにも、今は踏ん張らねばならん。今日も締め切り間近のエントリーシートとやらを書いていたが、業界が業界だけになるほどと言うことを聞…