それではお待ちかね(に思っている人がいったい何人いるのか知りもしないが)2006年ベスト・ディスク・トップ5を発表する。今回のテーマは前回報告した通り"成長性"。そのアーティストが今後も堅実な成長をしていけるか否かが、評価のポイントになっている。あ…

やっと形が見えてきた。卒論ではなく、今年の年間ベスト5。毎年ながら思うことは、それこそ日々音楽は無尽蔵に創られてるわけで、そのいちいちに良い点・悪い点を貼り付けていっては収集がつかなくなる。それこそ佐○急便のCMのごとく、アレもコレも状態に陥…

「そうしたいなら、俺を殴り倒してもいい。でも、これは事実だ。神がいないことが証明された。」冒頭から引用した血気盛んなこの文言は、現ロック・シーンにおける最高権力者の1人であるノエル・ギャラガーのものである。彼はいわずと知れた英国バンドOasis…

しばらく更新が滞っていたのは神様と会っていたからだ。彼はいつも急にやってくる。テレビを見ているとき、本を読んでいるとき、道に迷っているときや、モノポリーのシルクハットを被っているとき、あるいは誰かを想っているときなんていうのもありかもしれ…

中指も治り、ここ数日は作業に追われている。というのも、今週の水曜日にはおそらく大学生活で最後になるだろうプレゼンを控えており、こちらとしても心残りのないように少し手の込んだモノを計画中なのだ。この4年間でいくつもプレゼンを聞き、そして自分も…

訳あって右手の中指に包帯を巻くことになった。しかも先っぽから付け根まで巻かれているので指を曲げることもかなわず、傍から見ると常に中指を立てているパンク小僧のようで憐れだ。こうなってしまうと、箸やペンはおろか、パソコンのキーボードも非常に不…

本棚を作った。 コチラから⇒ため息

最近、電子音にどっぷりハマっている友人がいる。まぁ少し前の私もそうだったのだが。あのような均一、統制、バランスといった音像は我々の日常生活にはむしろまれな存在であり、自分自身もアンバランスで不恰好な関係の中に身を置いている。なんとか真っ直…

久々にああゆう場所に行った。本当に久々だ。そこでは見知らぬ人達が集まって、1つになる。ハコという呼び方が妙にぴったりで、本質を言い当てているように思わせてくれる場所である。予想していたよりも少ない来訪者達を眺めて思う事は、メガネ率高し。しか…

Dan「なんだか久しぶりだね。この企画。」 Tim「4月以来やってへんらしいで。」 D「適当だよね、ここの管理人。必要な時だけ人を引っ張り出してさ。あっと、その管理人から原稿渡されたんだ。」 T「なになに??2006年度ベスト・ディスク対談??そうか、今年も…

Dan「なんだか久しぶりだね。この企画。」 Tim「4月以来やってへんらしいで。」 D「適当だよね、ここの管理人。必要な時だけ人を引っ張り出してさ。あっと、その管理人から原稿渡されたんだ。」 T「なになに??2006年度ベスト・ディスク対談??そうか、今年も…

Dan「なんだか久しぶりだね。この企画。」 Tim「4月以来やってへんらしいで。」 D「適当だよね、ここの管理人。必要な時だけ人を引っ張り出してさ。あっと、その管理人から原稿渡されたんだ。」 T「なになに??2006年度ベスト・ディスク対談??そうか、今年も…

<div class="section"> <p> 京都駅八条口、四列ほどに並べられたコインロッカー、ちょうど胸の辺りまで背があるその箱にもたれ掛りながら缶コーヒーを傾ける。向こう側に見える少し古めの外観を持ったカラオケボックスを睨み付けながら、早く着き過ぎた事を後悔するのが、いつもの私</p></div>…

<div class="section"> <p> 京都駅八条口、四列ほどに並べられたコインロッカー、ちょうど胸の辺りまで背があるその箱にもたれ掛りながら缶コーヒーを傾ける。向こう側に見える少し古めの外観を持ったカラオケボックスを睨み付けながら、早く着き過ぎた事を後悔するのが、いつもの私</p></div>…

京都駅八条口、四列ほどに並べられたコインロッカー、ちょうど胸の辺りまで背があるその箱にもたれ掛りながら缶コーヒーを傾ける。向こう側に見える少し古めの外観を持ったカラオケボックスを睨み付けながら、早く着き過ぎた事を後悔するのが、いつもの私の…

<div class="section"> <p> 錨を下ろし内陸に分け入る。そこで待っていたものは、ありきたりな生活と刹那的な雑踏。あるいは、黄金の波を求めた末のあっけらかんとした悟り。秘密が欲しいという内容の夢物語は、運動神経の感じられない太鼓と不安げな声で塗りたくられていたが、やが</p></div>…

<div class="section"> <p> 錨を下ろし内陸に分け入る。そこで待っていたものは、ありきたりな生活と刹那的な雑踏。あるいは、黄金の波を求めた末のあっけらかんとした悟り。秘密が欲しいという内容の夢物語は、運動神経の感じられない太鼓と不安げな声で塗りたくられていたが、やが</p></div>…

錨を下ろし内陸に分け入る。そこで待っていたものは、ありきたりな生活と刹那的な雑踏。あるいは、黄金の波を求めた末のあっけらかんとした悟り。秘密が欲しいという内容の夢物語は、運動神経の感じられない太鼓と不安げな声で塗りたくられていたが、やがて…

<div class="section"> <p> 唐突だが、夏は終わったらしい。同輩達が口を揃えて言うのだ。夏は終わったのだと。無論、その裏側にはこれからの変化に対するささやかな皮肉も込められている。当分はこうしてゆっくりと夏を紐解く機会にも恵まれないのかもしれないのだ。</p> <p><br></p> <p> 私といえば、</p></div>…

<div class="section"> <p> 唐突だが、夏は終わったらしい。同輩達が口を揃えて言うのだ。夏は終わったのだと。無論、その裏側にはこれからの変化に対するささやかな皮肉も込められている。当分はこうしてゆっくりと夏を紐解く機会にも恵まれないのかもしれないのだ。</p> <p><br></p> <p> 私といえば、</p></div>…

唐突だが、夏は終わったらしい。同輩達が口を揃えて言うのだ。夏は終わったのだと。無論、その裏側にはこれからの変化に対するささやかな皮肉も込められている。当分はこうしてゆっくりと夏を紐解く機会にも恵まれないのかもしれないのだ。 私といえば、ほと…

<div class="section"> <p> 学内での同盟国であるThom氏がまこと見事なバンドを紹介しているので、私も負けじと反撃を試みる。あちらがスウェーデンならばこちらは英国ベクスヒルから届いた突然変異バンドMumm−Ra(マムラ)。未だここ日本においてはデビューしておらず、輸入盤のシング</p></div>…

<div class="section"> <p> 学内での同盟国であるThom氏がまこと見事なバンドを紹介しているので、私も負けじと反撃を試みる。あちらがスウェーデンならばこちらは英国ベクスヒルから届いた突然変異バンドMumm−Ra(マムラ)。未だここ日本においてはデビューしておらず、輸入盤のシング</p></div>…

学内での同盟国であるThom氏がまこと見事なバンドを紹介しているので、私も負けじと反撃を試みる。あちらがスウェーデンならばこちらは英国ベクスヒルから届いた突然変異バンドMumm−Ra(マムラ)。未だここ日本においてはデビューしておらず、輸入盤のシングル…

<div class="section"> <p> 一年ほど前から注目しだして、紆余曲折を経て本日当の作品を手にした。激しさ、若さ、青さ、ひたむきさを詰め込んだ彼女達のギターケースはロック新世代によるテポドンである。これならば大概の層に届くはずだ。バスドラが軽快にカウントを刻み、金切り声</p></div>…

<div class="section"> <p> 一年ほど前から注目しだして、紆余曲折を経て本日当の作品を手にした。激しさ、若さ、青さ、ひたむきさを詰め込んだ彼女達のギターケースはロック新世代によるテポドンである。これならば大概の層に届くはずだ。バスドラが軽快にカウントを刻み、金切り声</p></div>…

一年ほど前から注目しだして、紆余曲折を経て本日当の作品を手にした。激しさ、若さ、青さ、ひたむきさを詰め込んだ彼女達のギターケースはロック新世代によるテポドンである。これならば大概の層に届くはずだ。バスドラが軽快にカウントを刻み、金切り声と…

正義と名の付く文献にふれたので、少し考えてみる。近現代でモチーフとして使用される“正義の女神像”。この文献ではその女神に関する分析が細かく行われている。この女神はしばしば、右手に剣、左手に天秤を持ち、目隠しをしている。つまり、剣は正義の象徴…

読みにくくてぐちゃぐちゃになるように意図的に書いた。自分自身、そのことの半分も理解していないのも知れない。大それた仮定の下、自分と幾分も変わらない被験者を観察することにどれほどの意味があるのだろう。ただ、返信されてくるコメントを参照しても(…

近年、消費者による需要創出が頻繁に見られるようになった。書籍や音楽・映像商材、デジタル家電まで幅広く取り扱う通販サイト、アマゾン・ドット・コムではユーザーの「カスタマーレビュー」が商品の売れ行きを左右する指標となりつつあり、あるいは個人が…